社長ブログ、笑いと涙の奮闘記

来年への抱負

2007年12月28日

小社は本日で年内終了です。本日は大掃除。1年のススはらいをし、
来年からの展示会などに臨みます。

今年は新体制の中、「理科の要点」を完成させ、また急遽「文作
はかせ」も作りました。なかなか有意義な一年でした。

私の来年はいよいよ「ステップ式英語」(1年〜3年)に挑戦です。
「スーパー英語」を書いてからもう10年たち、今度はその基礎編
としての「ステップ式英語」を完成させます。これによってつむぎ
の英語の中核をなす「スーパー英語」,それを標準化した「ステッ
プ式英語」,
それらをとりまくたくさんの「名人」,「達人」たち、
と役者がすべて出揃うことになります。

これらを上手に皆様に使っていただければ「生徒さんの英語は万全」
と自負しています。

すでに先日、来年の計画もたてました。いつ休みをとるかも決めまし
た。あとはそれを1つ1つ達成するのみです。来年も大いなる希望と
勇気で立ち向かい、皆様のお役に立って参りたいと思っています。

来年も宜しくお願い致します。最後になりましたが、来年の皆様の
ご健康とご繁栄をお祈り申し上げます。

よいお正月をお迎え下さい。

TO DO と時間の割り当て(3)

2007年12月27日

例えば私は一昨日のブログで「いずれその方法をつむぎクラブで公開
する」と書きました。これだけではいけないのです。それを2月1日
なら2月1日にすると日付をつけ、それを手帳に書き込んでしまうのです。

そうしたらその日が来たら必ずせざるを得ないようになります。このよう
な方法を学んでから私は、「やりたい」と思ったことがほとんど実現でき
るようになりました。

これに関連して、ある塾コンサルタントの先生がその講演で次のよう
に述べておられました。「個人塾の塾長とチェーン塾の塾長では大き
な差がある。それは能力の差ではない。個人塾の塾長は誰からも厳し
く叱られたりしない。しかしチェーン塾の塾長はすべきことをしない
と本部からどんどん指示が飛んでくる。その両塾に強弱がつくとする
と、その差である。つまりチェーン塾の塾長の方が「すべきことをす
る」とうい自己管理がしやすいのだ。それが業績の差をつくりやすい」
と…。

私はそのとき「なるほどな〜。」と思いました。私のような社長とい
う立場の人間も、面と向かって厳しく叱ってくれる人はいないのが普
通です。

すると自らをたえず振り返り厳しく律していくしかありません。それ
ができるかできないかが会社の業績や、その後の人生の大きな分
かれ道になるように思います。

TO DO と時間の割り当て(2)

2007年12月26日

私はここ半年、目標達成や時間の有効活用などについてのセミナー
を受講してきました。その勉強ももう終了しようとしているのですが、
とても勉強になりました。

私自身はよく、「しなければいけない。」とか「ぜひやりとげたい」
ということがあっても「忙しい」などと言い訳を作って自己満足し、
それを先延ばしにしてしまう癖がありました。

そのセミナーでは、それを防ぐ方法を学びました。簡単に言うと、
それは「そう思ったときにすぐにそれをいつするか、その日を割り
当て手帳に書いてしまえ」ということです。
〈明日に続く〉

TO DO と時間の割り当て(1)

2007年12月25日

上記は最近気に入っている仕事の仕方です。小社の毎日の朝礼では、
「各自のTO DOを発表し合う」という習慣が定着してきました。

具体的には、朝礼前に各自がTO DOシートに本日の自分の仕事
を書き、それを発表し合うというものです。この方式の良いところ
は自分で用紙に記入するというところです。

紙に書くことで記憶にしっかり定着すると共に、業務が完了したら
それをマーカーで消すことで達成感も味わえます。

塾の仕事には「昨日休んだ○○さんに電話して昨日の宿題を伝える」
などの細々としたことがたくさんあります。このシートはそんな時
にも活躍できそうです。

この方式はいずれつむぎクラブ会員の方へ公開しようと思っています。

<明日に続く>

孤高の人 (6)

2007年12月21日

しかし、なぜ雪山をめざす登山家は厳冬に山に登ろうとするのでしょ
うか。私は一度、厳冬の2月に北海道のニセコスキー場の山頂で右も
左もわからないくらいの吹雪に巻き込まれ立ち往生をするという目に
あいました。

さらにその時、スキーが雪に突っ込み片方がはずれ、深い雪の中にも
ぐってしまいました。周りには誰もおらず、私は必死になって雪の中
をはいずり回り、スキーを探しました。「遭難!」とうことが頭をよ
ぎりました。吹雪の中、雪ほりをすること20〜30分。ようやく探し出
すことができました。

それからがまた大変です。何とかコースの方向を示す標識を見つけ出
し、ようやくリフトまでたどりつきました。疲れがドッと出て、その
場にへたり込みました。

しっかりと整備されているスキー場でさえ、吹雪になればこんな調子
です。雪山には標識もなくコンパスと地図が頼りです。しかも晴れ間
の方がまれで突風が吹けば体ごと飛ばされ谷に転げ落ちることもあり
ます。

雪山にはそれを超える充実感や達成感があるのでしょうが、まだ私に
はわかりません。まず私は冬の山はスキー止まりにしておきます。

ところで、文太郎君に刺激され私もトレーニングを開始しました。足に
それぞれ1kgのおもりをつけて、散歩するのです。これは効きます。
倍の距離を歩いた位疲れます。これで鍛えて今年の冬も忙しい仕事の
合間をぬって一回でも多くスキーに行こうと思います。

孤高の人 (5)

2007年12月20日

もう1つ学んだことは「自分を信じる」ということです。彼は何回か
危険な目にあいますが、いかなる場合でも最悪なことを計算に入れた
周到な計画や判断で乗り切っていきます。

経営や人生においても迷ったり、判断に苦しむことはたくさんありま
す。しかしその時、最後に頼りになるのは今まで自分がしてきたこと
への自信や経験から生み出される判断です。

パーティーを組んで助け合って山に登ることは安全ですが、文太郎の
ようにすべて自分の力で自分を信じて難しいことに一人で挑戦してい
くに大きな感動を覚えました。

そして最後は、パーティーを組んだばかりに他人の意見に流されてし
まったり、弱ってしまった相手を助けようと力を注いだりすることで
命を絶ってしまいます。

私自身も、「気乗りがしないのに、人に従ったために大きな失敗をし
た」という経験もあるため、つくづく「自分を信じる大切さ」を思い
知らされました。

孤高の人 (4)

2007年12月19日

それは研究心と自己鍛錬への執着です。彼が生きた時代は昭和10年
頃ですから、今からもう70年も前です。その頃の山の道具など今に比
べれば全くお粗末なもので、雨合羽は油紙を用いていたほどです。

また今なら登山用の食糧としては○○メイトなどの栄養バランスを考
えたすぐれたものがありますが、昔は皆無です。このようなとき文太
郎は、洋服屋に頼んで、専用の登山服を開発したり、動物の皮をうま
く使って、防寒効果の高い帽子を作ったりします。

また食糧も小魚を油であげたものを菓子屋に特注したり、甘納豆を選
んだりします。冬山では防寒と食糧が特に大切です。彼は何回もの山
行を通じ、「頭を冷やさないようにすることが、思考力や判断力をく
るわせないために特に大切だ」などのことを体験からつかんだので
しょう。

食糧にしても、すぐエネルギーになる糖分、蓄えになる油分、小魚に
含まれる良質のタンパク質や体の調子を整えるミネラル分などの大切
さを体験でつかんだようです。

また自己鍛錬の方法もすごいのにビックリです。雪山でクマのように
雪の穴の中でも寝ることができるよう、あえて下宿の布団で寝ずに野
宿して体を鍛えるのです。

そして会社には毎日15kgの石をつめたリュックを背負い6kmの道を歩
いていくのです。

私自身も研究とか鍛錬とかが好きなタイプですが、道を極めようとす
る彼の姿勢につくづく感心しました。

孤高の人 (3)

2007年12月18日

小説とは不思議なものです。ビジネス書などには、うまくいく経営法
や生き方について要領よく書いてあります。しかし、それらは読んで
もすぐ忘れてしまいます。

小説ではそのような深い真実が、ずっしりと心の奥に沈み込み、深く
刻みこまれます。

私は、日頃忙しくて小説などほとんど読まないのですが、これはその
大切さを教えてくれました。小説は読む人にとって感じることが違うと
思いますが、私にとっては次のようなことが印象深いものでした。
(明日に続く・・)

孤高の人 (2)

2007年12月17日

この小説の主人公は神戸に住む造船所の技術研修生、加藤
文太郎です。ある人から山登りの面白さを教えられ、神戸の六
甲山系を何度も登り、さらに北アルプスの夏山を踏破していき
ます。これがすべて単独行で、自分の創意工夫やトレーニング
で次々と難関を突破していきます。

そしてさらに冬山へと挑戦し、登山界でも有名な存在になります。

結婚して子供も生まれ幸福な生活もつかのま、後輩に頼まれ
初めてパーティーを組んだ冬山登山をします。

最後は無謀な計画に引きづられ槍ヶ岳の北鎌尾根で遭難してし
まうという物語です。主人公は実在の人物です。
[明日に続く・・・]

孤高の人 (1)

2007年12月14日

新田次郎という作家をご存知でしょうか。大正初期の生まれて
昭和7年に21才で気象庁に就職し、そのかたわら山岳小説を
中心として数多くの小説を書いた方です。

私は今は亡き父親が営林署勤めだったこともあり、山やスキー
が大好きでずっと楽しんでいます。そんなことで氏の小説はた
まに読むのですが、ある本で標題の本がとても良いということ
を今回読んでみました。

この小説は昭和44年に新潮社より刊行され、同48年に文庫
化、平成19年9月までに63刷を数えています。

とても面白く感動する本で、寝る間も惜しみ、移動中の電車の
中でも読み、あっという間に読んでしまいました。

少しずつ感想を書いていこうと思いますが、まずその前にこの
小説のあらすじを書きます。(来週へ続く)

愛に生きる (4)

2007年12月13日

今まで私は、塾で生徒を教えている時、内心「この子は勉強に向いて
いないな」などと思うことがありました。もちろん仕事ですから、何
とか伸びてもらおうと一生懸命に教えました。しかし心の奥の方で、
「やっても限界があるかな」などと思う自分もいました。

しかし、この本を読んで、これは大きな間違いであることがわかり
ました。時間と労力さえ惜しまなければ、どの子も伸ばすことが可能
だと信じられるようになりました。

ただそれは週2回、各1.5時間などという限られた時間では無理かも
知れません。ヴァイオリンにしても1日3時間、最低5年間続けるく
らいで始めてものになるとのことです。

勉強の場合も多分同様でしょうから、全く基本ができていないまま、
大きくなってしまった子を勉強のできる子にするには、それぐらいの
時間が必要となるでしょう。

となると、家庭学習は絶対必要であり、ご家庭での協力は必須です。
ご家庭の中には「お金を払っているのだから成績を上げてもらって
当たり前」という考えの方もおられるでしょうが、それは大きな間
違いだと思います。

これからの塾の課題の1つとして、生徒にいかに家庭学習を楽しく、
しかもたくさんやってもらうようにするかという課題があるのかも知
れません。

愛に生きる (3)

2007年12月12日

私がこの本を読んで感動したことは、「すべての人間にはもとも
と能力が等しく潜在している」ということです。

外見的に能力が違ってきてしまうのは、その潜在能力を引き出そ
うとしないからだと思うようになりました。

この本の中で6才の小児まひにかかった女の子がヴァイオリンに
挑戦する話が載っています。この子は右半身がまひし、右の目も
斜視だったそうです。

そのため、何回弾いても弓が手から離れて飛んでしまい、その都
度お母さんが拾い上げては練習を続けたそうです。

そして半年にわたる努力が続きました。そうしてやっと「キラキラ
星」を一曲弾けるようになったそうです。それと共に右の目の斜視
も徐々に直り、小児まひも快方に向かったとのことです。

これこそ正に、ヴァイオリンを弾くという体の活動、曲を覚えると
いう脳活動がこの子の生命活動を活発にさせたといえるようです。

愛に生きる (2) 

2007年12月11日

美しい声のうぐいすは遺伝なのでしょうか。どうも違うようです。
美しい声のうぐいすにするには、春、山へ入って野生のうぐいすの
巣を見つけ、親鳥にまだ養育されている幼鳥をとらえるところか
ら始めるそうです。

これにえづけをし、慣れた頃、よそから名鳥を借りてきて、約
1カ月間にわたり、毎日毎日その美しいさえずりを聞かせるそう
です。

それを付子(つけご)というのだそうですが、このポイントは最
初の1カ月間、いい先生につけることにあるようです。

愛に生きる (1)

2007年12月10日

こんなタイトルの本を読みました。まるで恋愛小説のようですが、
全く違います。鈴木鎮一氏によるバイオリン教育の本です。

出版社は講談社で新書版になっています。出版されたのは1966年
8月で、2004年までに78刷発行されています。

読んで感動しました。「『日本中の子供が日本語をしゃべる』と
いうことはどの子もうまく育てれば、みんな高くよく育つ。その
可能性を備えて生まれてきている。」と書かれています。

つまりヴァイオリン教育においても、才能とか素質には関係なく、
教育の仕方により、どの子も等しく高い能力を身につけられると
いうのです。

「文作はかせ」は面白い(5)

2007年12月06日

小社では、近所の子供たちを毎週集めて、小社のいろいろな教材を
ためしにやってもらうことをしています。

その時間を使って、ここ3回ほど「文作はかせ」にトライしてもらいました。
集まった子供は小6生2名,小3生1名,小1生1名です。結果は大成
。楽しそうにどんどん進めていました。

小1の子は優秀な子ですが、まだ語彙が豊富ではないため、少し手助
けが必要でした。 しかし他の子は自分なりにドンドン集め、6ページ(1
回分)を早い子で30分でやってしまいました。この時の指導上の注意は、
ともかくその文をほめて、おもしろがってあげることです。

当然のことながら、けなしたり、小さなミスをしかるようにしたら、とたん
にヤル気を失わせてしまいます。このテキストをやって生まれた思わぬ
副産物も多くありました。

その1つは、生徒の考えていることや家庭の様子がよくわかり、会話が
はずみますます生徒と心のコミュニケーションがとれることです。保護者
との懇談が盛り上がりそうな話題をたくさん書いてくれます。
(もちろん個人情報保護はきちんとしなければなりませんが…)

論より証拠。ご興味のある方はここをクリックしてください。生徒が書いた
現物を掲載しています。

http://www.tsumugi.ne.jp/photo/torii/071126/071126.pdf

「文作はかせ」は面白い(4)

この文作はかせではその辺を次のようにしてクリアーしていきます。
まず作文の下ごしらえとして次のようなことを書いてもらいます。
〈いつ〉 今日の給食の時間
〈どこで〉 4年3組教室の中で
〈だれが〉 田中ますお君が
〈何を〉 飲んだミルクをくしゃみとともにはき出してしまった。

              ・
              ・
              ・


そして上のことをもとに次のようにまとめさせます。

午後6時の「みのるニュース」の時間です。
今日学校で大変な事件が起こりました。4年3組の教室のお昼給食
の時間中のことです。
おいしそうに皆で給食を食べていたとき、田中ますお君がいきなり・・・

いかがでしょうか。これなら楽しく書けそうですね。(明日へ)

「文作はかせ」は面白い(3)

2007年12月05日

最後の課題は、本格的な作文です。
この作文にしても、「自然に楽しく作文が書けてしまう」と
いう工夫がこらされています。

例えば、「今日学校であったことをテレビのレポーターに
なったつもりで発表してみよう」などの課題です。

当然、テレビや新聞のニュースは5W1Hが不可欠です。

とすれば、まずそれを問い、それを書いてもらえれば、作
文の骨組みができ上がるはずです。

一般の作文は、そのプロセスを飛ばして「さあ○○字で
書きなさい」とするから作文ぎらいを生み出すのではな
いでしょうか。(つづく)

「文作はかせ」は面白い(2)

2007年12月04日

M先生がまず考えたことはこうです。「子供にいきなり長い文を
書かそうとしても無理がある。まずは言葉から書いてもらおう。」

そのために、「春に関する言葉集め」,「ことばしりとり」,「ことば
並べかえクイズ」などを考案しました。これなら、生徒が「先生や
りたい!」と言うはずです。

このくいつきの良さを確認してから、次は「それからもう少し伸ば
すにはどうしたらいいだろう?」と考えられました。
それが短文づくりです。

例えば、「あいうえお作文」などです。それはこんな具合です。
(あ)したは遠足だ,(い)つものように実ちゃんと,(う)きうきして
出かけよう,(え)んそく本当に楽しいな,(お)がわのほとりでお
むすび食べたよ

これは、多少脈絡がつかない文になったとしても、自分で想像し
て生み出すという楽しさがあります。

生徒たちの国語の勉強というととかく、「上の問題文を読んで次
の問に答えなさい」という強制トレーニングになりがちです。

文作りというのは、自分の心や頭の中にたまっているものを自由
に表現できることが楽しみなのです。

そういった意味で、この短文作りもいろいろな工夫がしてあって、
「さすが現場から生まれたものだけあるな。」と感じます。
(明日へ)

「文作はかせ」は面白い(1)

2007年12月03日

関西のある塾に勤めていた先生(以下M先生)が、
「文作はかせ」の原稿を提供して下さいました。

その先生は小学生の国語力が落ちていること、文作りを苦手とし
ていることから、それを何とかできないかと考えました。

人間はだれでも、人から強制されたことはしたがりません。
面白いと思い、「やりたい」と思ったときだけ行動します。特に子供
はそうです。

ですから、ご承知のように「本を読んだら読書感想文を書こう」とい
うのでは、子供は行動しません。M先生は現場から、その辺の子
供の心理をよくつかみこの教材開発の糸口をつかみました。
(明日へ)